切削・研削・放電加工技術で、ミクロン台の超精密加工品を1ケから

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Q. 精密機械加工部品の製作において、位置決め穴の放電加工の工数がボトルネックになのですが対策法はありますか?

A. 使用上問題がなければ、位置決め用の穴を貫通孔に形状変更することで、工数削減できる場合があります。

超硬合金などの高硬度材の精密機械加工部品において、図のように位置決め用の穴を設ける場合があります。

位置決め用の穴が止め穴の場合は型彫放電加工が採用されますが、型彫放電加工は電極の製作が必要となりますので、加工時間の増大と材料費のコストアップが懸念されます。

そのため、仕様上問題なければ、位置決め用の穴を貫通穴にすることを推奨します。

貫通穴に変更することで、ワイヤーカット加工へと工法変換をすることができ、加工時間の短縮とコストを抑えることが可能です。ただし、穴の深さが一定以上深くなれば、型彫放電加工の方がメリットの大きい場合があります。

したがって、穴の深さによって、加工方法を選択する方がよく、加工者との事前のすり合わせが重要になります。

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