超硬加工ノウハウによる金型寿命の向上
超精密金型製作サービス
超精密金型と精密金型の違いとは?
装置部品 精密加工.COMを運営する株式会社キンコーでは、超精密金型の製造を得意としております。精密金型の製造をしている企業も多くいますが、当社が対応しているのは超精密金型です。それはコーナーRが0.03未満、ピッチ精度が±5μm、そして穴径0.2以下のものを当社では超精密金型と定義しております。例を挙げれば、粉末冶金金型では鏡面出しが非常に重要な工程となります。当然のように金型の内面が製品に転写されるため、内面が滑らかかつ精度良い状態であることが非常に重要となります。当社では各種研削盤による鏡面加工も可能ですし、手仕上げによる鏡面加工も可能です。当社では超硬への鏡面加工にも対応しており、面粗度Ra0.05以下も可能ですので、お困りの案件がございましたら、お気軽にご相談ください。
装置部品 精密加工.COMの超精密金型が選ばれる理由
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金型全てを超硬にすると、製作が高騰します。当社では摩耗を防ぎたい部分のみ超硬ロー付けや焼嵌めなどでコストダウンと金型寿命の向上を両立しております。
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金型に必要なパーツ部品を全て自社内で製作
当社では金型一つ一つのパーツを全て自社内で製造しております。また組立の職人と打合せをしながら加工をしておりますので、最後の金型の摺合せもスムーズに行うことが強みです。その結果、手直しの削減・納期短縮といった面でお客様に貢献することが可能です。
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03
ラップ研磨、ロー付け、焼嵌め、接着、摺合せなどの職人技を保有
例えば、ロー付けにおいては垂直を保った状態でロー付けしなければなりません。またラップ研磨の場合、下地に合わせて番手を変更しながらラップする場合や手仕上げの力加減など、各技術ノウハウを保有していることが超精密な金型の製造が出来る所以です。
超精密金型の製品事例
装置部品 精密加工.COMを運営する㈱キンコーが手掛ける、
超高精度な精密加工品をどうぞご覧ください。
写真をクリックして頂くと、その精密加工事例の詳細を紹介したページにリンク致します。
超精密金型を実現するために押さえておきたいポイント
装置部品 精密加工.COMでは、研削・切削における加工技術・ノウハウと最新設備により
お客様のご要求スペックを実現致します。
今回の超精密 金型を製作するにあたり、
ぜひ押さえておいて頂きたい設計的・技術的なポイントをご紹介いたします。
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01 金型を形成する各パーツを高精度に加工する
超精密金型を製作する上で、金型を形成するパーツにも高精度が求められます。各パーツごとの精度が悪ければ、組立工数の増大や手直しが懸念されます。装置部品 精密加工.COMを運営する(株)キンコーは、材質ごとの特性を吟味してプログラムを作成しており、加えて削り量を考慮した刃物選定・砥石選定しています。このノウハウにより、常に±2~3μmのパーツを作り続けることが可能です。
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02 組付けを考慮した工程管理
金型を製造する上で、組付けも重要となります。金型の組付けには順番があり、順番通りのパーツごとに加工を完了することが重要となります。装置部品 精密加工.COMを運営する(株)キンコーは、パーツ部品を全て自社内で製造することが出来ますので、納期はもちろんのこと、コストダウンにも貢献することが可能です。
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03 細穴加工とピン製作及び組付け技術の融合
装置部品 精密加工.COMを運営する(株)キンコーは、高精度な細穴加工技術と打ち抜きピンの製作技術と、そして高精密な組付け技術を保有しております。超精密プレス金型はそれらの内一つでも欠けていれば製作することが出来ないので、それぞれの技術を高度に組み合わせる必要があります。