技術提案事例
Q. 高精密な精度が要求される加工の納期を短縮する方法はありますか?
A. 高精密な精度が要求される場合に研削指示がなければ、フライス加工のみで対応する
SUS304製プレートを製作する際に、平面度が2/1,000mm~5/1,000mmと非常に高精密な精度が要求される場合はフライス加工+研削加工にて加工を行います。しかし非磁性材料の研削加工は反りが大きな問題となり、なるべく砥石が品物に当たっている時間を少なくするようにするため、加工に時間がかかってしまいます。
当社では製品の仕様上、問題が無ければ研削指示を無くしてフライス加工のみで加工しています。フライス面で平面度が2/1,000mm~5/1,000mmの精度が十分に出るため、大幅に加工時間を短縮しています。従来はフライス加工+研削加工の2工程かかっていた製品を1工程で完了することができるのでコストダウンになりますし、加えて納期短縮することにもなります。
コストダウンに関する技術提案事例
- 01. 型彫放電加工においてコストダウンを図る工夫はありますか?
- 01. 型彫放電加工において、電極形状が複雑になってしまいリードタイムが増加してしまいます。
- 01. 穴加工において、テーパが発生してしまっているのですが対策法はありますか?
- 01. 精密機械加工部品の製作において、位置決め穴の放電加工の工数がボトルネックになのですが対策法はありますか?
- 01. 穴加工において、現在小径工具を使用していますが、加工工数が掛かってしまっています。
- 01. 高硬度材を用いた金型製作において、加工工数を抑える方法はありませんか?
- 01. 精密穴加工において、複数の工具を用いているため加工時間が長くなってしまいます。
- 01. 高精密な精度が要求される加工の納期を短縮する方法はありますか?
- 01. 精密深穴加工で加工時間を短縮する方法はありますか?
- 01. 超硬ロー付けのコストダウン方法はありますか?