技術提案事例
Q. 精密深穴加工で加工時間を短縮する方法はありますか?
A. 加工精度が必要な部分を検討し、不必要な部分には逃がしを持たせることでリードタイムの短縮をすることができます。
精密深孔加工を行う場合は精度が厳しければ厳しいほど、複数の工具を使用するため通常の加工と比較して加工時間が長くなってしまいます。加えてワークが厚くなれば切削量が増えるため、加工時間が長くなりコストアップの原因にもなります。そこで装置部品 精密加工.COMを運営する(株)キンコーは精密穴径の精度が不要な個所の厚みを少なくすることにより工具の本数を減らし、逃がし部分は大径工具を使用するため、加工時間を短縮することができます。例えば、深さ100mmの孔加工を行う場合、使用用途等を加味し上面から50mmまでは元の精度の精密孔加工を行い、残りの50mmは逃がしを持たす形状に変更、あるいは表裏から20mmまでは逃がし加工を行い、残りの中心部を精密孔形状に変更するといった提案を行っています。
コストダウンに関する技術提案事例
- 01. 型彫放電加工においてコストダウンを図る工夫はありますか?
- 01. 型彫放電加工において、電極形状が複雑になってしまいリードタイムが増加してしまいます。
- 01. 穴加工において、テーパが発生してしまっているのですが対策法はありますか?
- 01. 精密機械加工部品の製作において、位置決め穴の放電加工の工数がボトルネックになのですが対策法はありますか?
- 01. 穴加工において、現在小径工具を使用していますが、加工工数が掛かってしまっています。
- 01. 高硬度材を用いた金型製作において、加工工数を抑える方法はありませんか?
- 01. 精密穴加工において、複数の工具を用いているため加工時間が長くなってしまいます。
- 01. 高精密な精度が要求される加工の納期を短縮する方法はありますか?
- 01. 精密深穴加工で加工時間を短縮する方法はありますか?
- 01. 超硬ロー付けのコストダウン方法はありますか?