切削・研削・放電加工技術で、ミクロン台の超精密加工品を1ケから

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株式会社キンコー
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2023年03月07日

超精密金型とは?

超精密金型とは?

金型は製品を製造するために金属で作った器の総称を指します。最終製品の精度は金型自体の精度に左右されます。当社は半導体業界や医療機器業界に精密加工品、微細加工品を数多く納品しており、金型におきましても豊富な製作事例があります。当社は特に金型といえども、超精密金型の製作を得意としております。超精密金型とはコーナーRが0.03未満、ピッチ精度が±0.005mm、穴径0.2mm以下と当社では定めております。一般的な金型と精密金型、そして超精密金型の比較は下記をご覧ください。

コーナーR ピッチ精度 穴径
一般的金型 1.0以上 ±0.2mm 1mm以上
精密金型 0.3程度 ±0.01mm 0.5mm程度
超精密金型 0.03未満 ±0.005mm 0.2mm以下

超精密金型に求められる特徴とは?

超精密金型が使用される業界は主に半導体業界や光学機器業界のような精度が求められる製品を数多く使用する業界です。そのため先述のように金型自体にも精度を求められますが、精度というのは金型全体の精度ではなく金型を成すパーツ部品の精度が重要となります。各パーツごとの精度が悪ければ、組立工数の増大や手直しが発生するために常に同じ精度のパーツを作り続けなければなりません。当社が定める超精密金型は一つ一つのパーツ精度を±5μmとしております。装置部品 精密加工.COMを運営する(株)キンコーは、材質ごとの特性を吟味してプログラムを作成するとともに、削り量を考慮した刃物選定・砥石選定しています。これにより、常に±2~3μmのパーツを作り続けることが可能です。

超精密金型を製作する上で、抑えておきたいポイントとは?

超精密金型を製作する上で、まず第一にパーツを精密に作り、正確に組み立てることが重要です。当社では金型一つ一つのパーツを全て自社内で製造しております。組立職人と打合せをしながら加工をしておりますので、最後の金型の摺合せもスムーズに行うことが強みです。これにより手直しの削減・納期短縮といった面でお客様に貢献することが可能です。次にラップ研磨、ロー付け、焼嵌め、接着、摺合せなどの職人技が重要になります。ここではただ対応出来るのはなく、職人技ということが肝です。例えば、ロー付けにおいては垂直を保った状態でロー付けしなければなりません。またラップ研磨の場合、下地に合わせて番手を変更しながらラップする場合や手仕上げの力加減などはこれまで蓄積してきた各技術ノウハウによるものです。

超精密金型は当社にお任せください

超精密金型を製作するためには、ただ精度よく加工が出来る設備を保有しているだけでは成しえません。当社のように各加工方法に対する知見とそれを活かした技術提案力が非常に重要であり、これと設備・環境が両立することにより超精密加工は実現することが出来ます。また当社は精度向上・納期短縮・コストダウンのためのVA/VE提案をあらゆる角度から対応することが可能です。ぜひお困りの案件がございましたら、当社にご相談ください。

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