精密加工事例
中央ダイス部超硬製 押出金型
材質 | SKD11、超硬 |
サイズ | φ60×φ50×15L |
加工精度 | ±0.005mm |
加工方法 | 旋盤加工、フライス加工、円筒研削加工、焼き嵌め、細穴放電加工、ワイヤーカット加工 |
中央ダイス部を超硬焼き嵌めしたこちらの押出し金型は、細穴放電加工にて下穴をあけ、ワイヤー放電加工機を使用し加工を行っております。
ワイヤー放電加工では加工面にワイヤー径の半径+0.01mm~0.02mm程度のRがついてしまう放電ギャップ現象が起きてしまうために、それを考慮してワイヤー線径を選定する必要があります。ただ例えばコーナーRの小さい製品に対しては小径のワイヤー線を使用しますが、使用するワイヤー線径が細くなればなるほど、ワイヤー放電加工の加工時間とコストも比例するように増加してしまいます。
そこで装置部品 精密加工.COMを運営する(株)キンコーでは仕様上、コーナーRの大きさをあまり要求されていなければ、使用するワイヤー線の径を太くすることでにより、加工時間の短縮とコストダウンを実現しています。
当社ではこのような形状変更によるVE提案の実績が豊富にございますので、ぜひお困りのごとの案件がございましたら、ご連絡ください。